見た目と食感の違い…スコーン編
ほぼほぼ日々スコーンを作り続ける生活を
私はしている訳ですが....。
そんなスコーンに向き合うことを日常的にしていても
まだまだ気になることはたくさんあります。
スコーンってお菓子なのかパンなのか微妙な位置づけにある
ものでもありますよね(笑)
でも、それはそれで置いておくとして.......
今回は
'成形'について。
スコーンの成形これもいろいろです。
大きく分けると
'そのまま丸める'
と
'折り込みする'
になりますかね。
この丸めや折り込み、これによって
作り手の食感が生まれて、それぞれの個性につながっていくのですが
これが難しいっ!
いつも通りにやっているつもりでもなかなか.......。
これは日々日々精進。
これは私だけではなくお菓子を作る方なら
'気になってる'のではないかなと
5月の「たのしい食べ比べ講座」のメニューにする事に。
なので今回シュミレーション.....
同じ仕込み生地で成形を変えてみました。
ここまでは一緒
こちらはそのまま分割して手丸め
こちらは折り込みです。
それぞれを焼成
焼成後
面白いのは成形次第で
こんなにイメージが変わるんですよね。
同じ生地なのに2種類のスコーン。
自分のブランドイメージで成形を変えると言うのも
商品開発として重要かもしれません。
例えば
カジュアルなアメリカンなブランドならば手丸め
シックなヨーロピアン色の強いブランドならば折り込み
というような。
食感の違いについてですけれど
これは
本当に人それぞれの感じ方レベルの違い方になると思います。
なんでこんなふうに人それぞれで片付けてしまうというと....
ここであんまり詳しく書いちゃうと
食べ比べ講座に支障があるといけませんので(笑)
なので少しだけ触れてみると
他の生地で例えれば、抜き型クッキーにしてもタルト生地にしても
1番生地、2番生地といって成形しているうちに
生地にかかる負担が変わってきますよね。
今回のスコーンにしても同じ事が言えるということです。